

解体工事におけるアスベスト除去工事は、
環境省や国土交通省が定める法令(大気汚染防止法、
労働安全衛生法、石綿障害予防規則など)を遵守し、
適切な手順と対策で進める必要があります。




解体工事前に、建築物や工作物のアスベスト使用状況を調査。
書面調査、目視調査、必要に応じて分析調査を行います。

アスベストの種類や状態、建物の状況に応じて、除去、封じ込め、
囲い込みなどの適切な方法を選択。

@ アスベスト飛散防止対策の徹底
作業場所を隔離し、負圧・除塵設備を設置、粉じん飛散抑制剤を
使用するなどして対策。
A 作業員の保護・安全確保
作業員は防塵マスク、保護衣、保護メガネなどを着用し、
アスベストへのばく露を防ぐ。
B 廃棄物処理
アスベスト含有建材は、特別管理産業廃棄物として、適切な方法で処理する。

除去作業完了後、残留アスベストがないかを確認。
必要に応じて再度処理を行う。

解体工事完了後、アスベスト使用状況や除去状況を、
都道府県知事や労働基準監督署に報告する。
